図1:仮焼結体の観察
図2:焼結体の断面観察
ナノシーズは、粉体物性の測定に関して、2つの側面からの分析が重要であると考えています。
今までの研究開発では、測定できないと思っていた数ミクロンの粒子の粒子間付着力も精度良く測定できます。
製品の品質管理、粉体物性の数値化、製造工程の安定化(計測・管理された粉体物性の実現)などが可能です。
[本社]
〒451-0042 愛知県名古屋市西区那古野2-14-1
なごのキャンパス 3階8号室(名古屋駅より徒歩8分)
図1:仮焼結体の観察
図2:焼結体の断面観察
【バインダージェット金属積層造形の基礎研究】
バインダージェットではPIM(金属・セラミックス粉末射出成形)と同様に粉末とバインダを用いて形状を作製します。
そのため、原料となる粉末およびバインダの特性を把握することが重要です。さらにグリーン体、焼結体の特性を調査し精度向上のための基礎研究を行っています。
東京都立大学には、ExOne社製のInnovent(試作機)が設置されております。
【調査事項】
調査対象 |
調査事項 | 装置 |
---|---|---|
粉末 |
形状 | SEM |
タップ密度 | タップ密度測定器 | |
組成 | EDX | |
バインダ |
融点 |
DSC |
粘度 | 粘度計,MFR | |
分解点 | TG/DTA | |
焼結体特性 | 密度 | 密度計 |
収縮率 | マイクロメータ | |
組織 | SEM | |
光学顕微鏡 | ||
組成 | EDX | |
EPMA | ||
XRD | ||
硬さ |
マイクロビッカース | |
強度 | 万能試験機 | |
疲労試験機 | ||
寸法精度 | 粗さ計 |
図3:成分分析例
図1:バインダの合成
図2:試作したグリーン体の強度測定